生活を支える看護師の会、一般社団法人設立報告会その2は、アンケート結果をご紹介します。
当日アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
アンケート回収率は70%でした。
1、参加者男女比
女性43名、男性21名でした。
2、参加者年代
20代:3人、30代:9人、40代:29人、50代:16人でした。
3、参加者職種
様々な職種の方、ご家族の方もご参加いただきました。
4、お仕事内容
記載のあった職業のうち30%程度が訪問看護師でした。
その他で多かったのが、介護保険関連事業所勤務または経営者、教員、退院支援看護師、という方々でした。
5−1、希望する活動内容(勉強会)
介護や看護の技術:31、相談援助職者としてのスキルアップ:31、連携について:42、その他:10 でした。
その他の内容としては、行政との関係(アプローチ)、事例検討会・論点の共有、施設見取りをするための事例、専門看護師や認定看護師の勉強会、人と向き合うこと、家族指導や支援、等のご意見をいただきました。
5−2、希望する活動内容(交流会)
テーマ別:41、職種別:7、その他:1 でした。
5−3、希望する活動内容(その他)
施設見学ツアー:26、その他:3
その他の内容としては、家族の心理の学習、地域見学ツアー、往診同行というご意見をいただきました。
6、「生活を支える看護師の会」に期待すること
とても多くの方にご意見をいただいています。
大きく分けて、【連携】と【教育】と【意見集約の場】というキーワードで、具体的な内容を集めてみました。
当会そのもので相談業務を実施してほしいというご意見もありました。将来的に「生活を支える」のは当たり前で、この会そのものが必要なくなるように活動してほしいという意見も複数ありました
【連携】
・医療と介護の連携窓口
・地域住民とつながるノウハウ
・訪問看護師間
【教育】
・「生活を支える」とはどういうことか、看護師(特に病棟看護師)に伝える
・高齢者施設における看護師の質向上
・在宅看取りについて、家族への教育
・施設看取りにおけるスタッフ(看護師・介護双方)への教育
・訪問看護ステーションの新人向け研修
・制度
・一般の方(地域住民)への看取りの教育
・人の死について(解剖整理学レベル)
【意見集約】
・看護と医療の連携について、介護側の意見
・施設看護師の声
・在宅で期待されている、病院スタッフの役割り
・施設スタッフの声
・現場の悩み
7、設立報告会の感想
たくさんのご意見をいただきました。ごく一部のご要望を掲載します
・交流ですが、できれば職種の限定が無い方がありがたいです
・これから発展していただかないと本当に困る
・グループワークはもう少し長い方が良かった
・このような会に出てこない各職種の方々の意識づけにもつなげてほしい
・日本全国に広がるといい
アンケート集計を終えて
回収率70%と、たくさんの皆様にご協力いただきました。
皆様に貴重なご意見は、すべて運営スタッフの心に響いております。
これからの活動の糧とさせていただきます。心より感謝申し上げます。